AIの歴史
最近のものだというイメージが強いAIですがその生い立ちは人間の予想を覆し続けるものでした。AIがたどってきた進化の歴史を見ていきましょう。
AIという言葉は1956年にアメリカで開かれたダートマス会議において初めて使われました。この会議にはマーヴィン・ミンスキー、ジョン・マッカーシーなどの後の人工知能の研究において重要な役割を果たす著名な研究者たちが参加しました。中でもアレン・ニューウェルとハーバード・サイモンは世界初の人工知能「ロジック・セオリスト」をデモンストレーションして数学の定理の証明の自動化を実現しました。これを機に人工知能研究は「春の時代」と「冬の時代」を何度か繰り返します。